何らかのトラブルで起動しなくなったWindows。バラして外付けドライブとして接続してもパソコンからはエクスプローラーで正常に認識しません。
しかし、コマンドプロンプトからはデータの存在が確認できます。そんな時は、【xcopy】コマンドプロンプトのCUIでデータを救出できる時があります。
これは、Windowsの「エクスプローラ」というGUIは使いませんので、とてもプロっぽく見えます(笑)
準備
1:接続したドライブレターを確認しておきます。(ローカルディスク(C)←ここの英字のこと)
※追加された場合、通常は、「E」とか、「F」とか、認識されていると思います。
2:バックアップするフォルダの場所も確認しておきます。
作業
解説
/s,/eは、空のフォルダを含むフォルダ、ツリー全体をコピーするオプション
/cは、エラーを無視、スキップするオプション
/hは、隠しファイルやシステムファイルもコピーするオプション
上記のコマンドは、「EドライブのOwnerユーザーのデスクトップ上のデータを、FドライブのRescueフォルダにコピーする」となります。
実行後、ファイルですか?ディレクトリですか?と聞かれますので、「D」ディレクトリを選択して下さい。FドライブにRescueフォルダも作成してくれてデスクトップにあるデータがRescueフォルダ内にコピーされます。
/cオプションを利用すると、問題のあるドライブにエラーがあっても無視して処理しますので、非常に高速です。